ソーシャルメディア最適化は本当に効果があるのか

最適化と名のつく様々な手法が、ウェブサイトをよりよい方向へと導いてくれるわけですが、とりわけわかりにくいのが、ソーシャルメディア最適化と呼ばれるものです。

元々、ソーシャルメディアって何?と問われるとなかなか答え難いものがあり、説明したとしても、ピンとくることは無いのではないかと思えるほどです。

ソーシャルメディア最適化は、ソーシャルブックマーク、SNS、各種掲示板、ニュースクリップ系サイトなどを指すようですが、どうも概念が固定化されていない印象は拭えません。
それらを使って最適化する、となるといよいよ混乱してくるのではないかと思います。

よくあるソーシャルメディア最適化のひとつに、ソーシャルブックマークへの登録があります。
ソーシャルブックマークはオンラインブックマークと言われるものですが、これにウェブサイトを登録してブックマークを公開状態にすると、検索エンジンでもヒットすることがわかっています。

これをの狙ったSEOスパマーが、ソーシャルブックマークをバックリンクと検索上位表示目的で多用したために、リンクタグにはrel=”nofollow”が無条件で付与されるソーシュルブックマークサービスも現れました。
さらに、ソーシャルブックマークへ自動的に大量にエントリーを登録するツールも販売されており、ますます、サービスの質の低下が懸念されましたが、今では落ち着いているようです。